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未来につなげる

21年目を迎えた「1・17のつどい」

21年目の1月17日。
しばらく暖かい日が続いていましたが、今朝はグッと冷え込みました。

例年通り震災関連のニュースがトップ記事として取り上げられていました。

しかし話題は、今年成人を迎えた人たちはあの震災を知らないこと、被災者の高齢化や被災地への転入者が過半数を超えていること、追悼行事やその参加者が激減していることなど、風化を指摘するものばかりが目立ちました。

TwitterなどSNSへの投稿には「忘れてはならない」「語り継ごう」といった声が多く見られましたが、それは確実に風化が進んでいるからこその思いなのだとも感じます。

数年前からボクは震災の記憶が風化することに対しての考えが変わりました。
個人が感じている震災への思いと、街や社会が捉えている震災の記憶は、別に考えなければならないと思うようになりました。
あの大惨事を目の当たりにした者としては決して忘れることのできない出来事ですが、その思いを街や社会に求める必要はないと感じるようになりました。

街の復興が進むということは震災の傷跡がなくなっていこことでもあります。
精神が安定し笑顔の溢れる生活者が増えるということも復興の証の一つです。
復興は震災を知らない人たちによって更に推し進められていきます。
復興に伴うこうした傾向こそが風化を示すものでもあるのです。

だから、いずれは忘れ去られていくのです。
復興を誰よりも望んでいた被災者や関係者なら、これを嘆く必要はありません。

ただし、表向きの復興だけでは真の復興とは言えません。
震災後に抱えてしまった社会的課題は未だ残されています。
時を経て新たに表面化してきた課題も少なくありません。
個人的な感傷が当事者の減少とともに失われていくことは仕方のないことですが、社会全体の課題は簡単に風化させてはなりません。
今を生きる市民の責務として継続して取組んでいく必要があります。
そのことが犠牲者への弔いであり、新たな犠牲者を出さないための使命であるはずです。

神戸市中央区の東遊園地で行われた「1・17のつどい」では、「1・17」の形に並べられた6434本の竹灯籠に火が灯されました。
今年は市民からの応募作品から選ばれた「未来」の文字が加えられました。
21年目を象徴する印象的な追悼行事でした。

これからのキーワードは当に「未来」。
「忘れてはならない」「風化させてはならない」から、「歴史に学ぶ」「未来につなげる」へ進化させていこう! そう確信させてくれた灯籠の文字でした。

・・・などと、
思いを巡らせながら過ごした21年目のの断食日。

21年目の竹の灯籠「1.17」に加えて「未来」の文字
●1年前の今日:
経験を活かすことが最大の供養

コメント:0 | TB:0 【伝えたいことが あるんや】  阪神・淡路大震災 震災 生命 天命  

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