ばばあの切り身!?

ばばあ切り身!?

どこの ばばあなんだ!?

そんなもの 売買してもイイのか!?

ばばあなのに新鮮なのか!?

・・・などと
一瞬ひるんでしまいますが
心配は要りません。

この切り身は
タナカゲンゲ
という深海魚なんです。

日本海からオホーツク海に生息していて
大きいものは100cmほどにも達するようです。

鳥取県の一部では
ばばあと呼ばれています。

鳥取県岩美町水産課の川上寿郎さんが
「ちゃん」をつけようと提案したことを機に
1996年からはパバちゃんとも呼ぶようです。

めったに水揚げされることはなく
珍しい魚ではありますが
もともと底曳網の雑魚とされ捨てられていました。

タナカゲンゲという名前は
魚類学者の田中茂穂氏に由来すると言われていますが
ゲンゲとは、下魚、雑魚のことで
かつては市場に出回ることはなかったようです。

今では珍魚を扱う飲食店や
稀にスーパーや鮮魚店でも売られており
ばばあの名前も
全国区になるかもしれません。

生ではほとんど旨味がないので
刺し身で食することはなく
主に鍋や唐揚げにして食べられています。

さて
それでは そろそろ…
このばばあ(タナカゲンゲ)
切り身になる前の姿をご覧いただきましょう!

ばばあ(タナカゲンゲ)

ハイ!
ご覧の通りです
www

もう ばばあどころではありません!

ちゃんを付けたくらいでは
近寄りがたい面構えですね。

さすがは深海魚です^^;

ぜひ一度
鍋か唐揚げでご賞味ください。

ボクは遠慮させていただきますが・・・

・・・などと、
思ったり...思わなかったり...

では、お気楽に...(^^)/~~~

 

●1年前の今日:言葉は死なない

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スゴイビックリネーミング

Admin

Comments 2

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夏ちゃん  
なぜにばばあ?

こんにちは
例えられるのは、なにかとおばあさん。
おじいさんはいじってもらえないのは何故でしょう?
愛嬌のある顔に見えたりするのは、やっぱりばばあになるのかな~。

2014/09/15 (Mon) 11:25 | EDIT | REPLY |   
どくとる☆はにわ  
夏ちゃん さん...

★毎度おかげさまです。

オジサンという魚ありますよ!

市場ではあまり見かけませんが
とても美味しい魚です。

ヒゲが生えているので
オジイサンと呼ばれていたようですが
今では短縮されオジサンになっています。

若返ったんでしょうか^^;

では、お気楽に...(^^)/~~~

2014/09/15 (Mon) 19:40 | EDIT | REPLY |   

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