割り切りとは、魂の弱さである
「割り切りとは、魂の弱さである」 この亀井勝一郎の言葉は、現実の矛盾と格闘し続ける我々へのメッセージ。矛盾に安易な解決を求めず、その矛盾を心の中に把持して歩むことの大切さを、教えてくれます。
この場合の「割り切り」とは、
「答えを出す」「決着をつける」
というような意味なのだと思う。
なるほど、往々にして
考える過程を省略して早計に正解を求めたり
何にでも白黒ハッキリつけようとしがちだ。
教育やビジネスに求められ、叩き込まれるのは
スピードや量の最大化、高効率化に偏っている。
こういった風潮は
経済的な意味だけの効率化志向や
欧米的な二元論に基づく明確化志向が
少なからず影響しているのだろうけれど、
それが、唯一正しい道だとは言い難いことに
気がついている人は少しずつ増えているような気がする。
結論だけでなく、それが導かれる過程の大切さや
正解は一つとは限らないということや
表裏一体で善悪や価値を評価できないことも多いことに
みんな うすうす気がついているのだと思う。
…というか、
日本人なら、その血統に刻み込まれていて、
伝統として意識的・無意識的に受け継がれているはず。
目先の利益や結論だけにとらわれず
割り切れないながらもシンプルな自然の摂理と
自己の内面で展開する葛藤や矛盾に向き合い
しっくり腰を据えて見極める魂の力強さというものは
本来、我々に与えられた優れた個性であり
その個性を活かしきることが天命なのだと思う。
本当に意味で 何かがわかるようになるためには
どうしても すごく時間がかかることもあるし
時間をかけることに意味や価値があることも多い。
・・・などと、
思ったり...思わなかったり...
では、お気楽に...(^^)/~~~
●1年前の今日:花も嵐も踏み越えて









